ごはん処 稲の花

陶器へのこだわり

お料理のためのほとんどの食器は、鹿児島県霧島市の山中に工房を構える「紅葉窯」の須藤夫妻の手によるもの。ここでは、陶器へのこだわりをご紹介いたします。

紅葉窯の陶器との出会い

紅葉窯の陶器を試しに買って帰ったときのこと。妻とふたりで亀割さんのごはんをよそって食べてみると、「あれ?いつもよりもっと美味しい…」。ふたりで顔を見合わせてしまいました。根拠はありませんが、あたたかみのある器によそったごはんは、味わいがより一層増すような気がします。そのとき、紅葉窯の陶器を稲の花で使いたいと、直感的に思ったのです。

作品と作り手のあたたかさが魅力

紅葉窯の陶器に触れて、まず感じるのはぬくもりです。器の表面に手作りらしいでこぼこがあり、やさしいニュアンスが伝わってきます。それに、作品を手掛けられている須藤夫妻のお人柄も素晴らしい。いつもおおらかで、自然体の雰囲気。山の深くで畑をつくって暮らすスタイルも魅力的です。やはり、作り手の人柄が、作品に出るものなのかもしれません。

「日々の暮らしに潤いと感動を」

須藤夫妻の創作活動のテーマは、「日々の暮らしに潤いと感動を」。気取らず普段使いできる素朴な陶器を多数手掛けていらっしゃいます。その作品には、地元や各地の粘土をブレンドして使用しており、“土もの”らしい質感が特徴。絵柄には自分たちで調合したオリジナルの釉薬を用い、自然な色合いで美しい仕上がりに。ひとつひとつ、大きさや柄に違いがあり、「この世でひとつだけのもの」という喜びを感じられます。


創作陶器 紅葉窯オフィシャルホームページ
陶器の通販や展示会の情報を掲載するオフィシャルサイト。
須藤夫妻のスロー&ナチュラルライフを綴るブログもとっても魅力的です。

紅葉窯